ドナルド・トランプ大統領は9月30日、複数の戦争解決に貢献したと主張し、自身をノーベル平和賞に選ばないのは米国への「侮辱」になると述べた。 10月10日に受賞者が発表されるノーベル平和賞を長年求めてきたトランプ氏は、パレスチナ自治区ガザ地区での紛争終結に向けた 和平案を発表した翌日、改めて自身こそがノーベル平和賞にふさわしいとアピールした。 トランプ氏は数百人の米軍幹部を前にした演説で、「ノーベル賞をもらえるかって? 絶対にもらえないだろう。 何もしていないやつに与えられるだろう」と述べた。 「それはわが国への大きな侮辱になると言っておこう。私ではなく、この国に受賞してほしい」「この国が受賞すべきだ。 このようなことはかつてなかったからだ」と付け加えた。 共和党のトランプ氏は長年、民主党のバラク・オバマ元大統領が2009年にノーベル平和賞を受賞したことに腹を立ててきた。 トランプ氏は9月30日の演説で、1月の大統領就任以来、七つの戦争を解決したという主張を繰り返した上で、 9月29日にホワイトハウスでイスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相と共に発表したガザ和平合意案が成功すれば、 「八つだ、8か月で八つになる。これはかなり良い」と述べた。 https://news.yahoo.co.jp/articles/aba827f121bc3bbd67f772d6ccb13d911117b137