マイクロソフトは2015年にWindows10をリリースし、10年間のサポートを約束してきたが、その期限は2025年10月14日で終了する。 同社は現在、できるだけ早くアップグレードすべき7つの理由を提示している。 新たに公開されたサポート文書では、Windows11を最大限に活用するための7つのヒントを解説しているものの、 Windows10ユーザーを新バージョンへ移行させるのに苦労している印象を受ける。 たとえば提示されたヒントには、新しいスタートメニューを推奨する内容が含まれている。ただしZDNetのランス・ホイットニーは 「Windows11のスタートメニューは、その扱いにくいレイアウトとカスタマイズ性の乏しさで多くの人々を悩ませています。 Windows7や10で培われたメニューを強化・改善する代わりに、後退したような再設計を選んだように見えます」 と述べており、大幅な見直しを期待している。 サポート文書ではまた、「スナップレイアウト」を使いこなすと生産性が向上すると説明し、複数のデスクトップを作成して 仕事用・個人用・娯楽用と使い分けることで「すべてを整理整頓できる」としている。さらに、ウィジェットを活用するヒントも挙げられており、 パーソナライズされたニュース、天気、カレンダーのリマインダーなどをWindowsキー+Wキーで呼び出せると解説している。 ほかにも、「クロック」アプリの便利な機能として、アプリや連絡先からの通知・サウンドを一時的にブロックする 「フォーカス セッション」を利用することを紹介。パスワード入力の代わりにWindows Helloの顔認証や指紋認証でログインすること、 目への負担を減らすダークモードの使用も推奨している。最後にこの文書は、2025年10月14日をもってWindows10の ソフトウェア更新が打ち切られることを改めて強調している。 https://news.yahoo.co.jp/articles/7a5c966fa604823cac114c6826d9ef4904c1ed57