携帯電話の基地局を装い、違法な電波を発射する「偽基地局」(IMSIキャッチャー)の存在が、東京都内や大阪市などで確認されている。 X上では「不審なSMSを送り付けられた」という指摘が多く上がっており、キャリア各社も対応に乗り出す事態となっている。 仕組みとしては、偽基地局周辺のモバイル回線の電波を妨害してユーザーの端末を一時的に圏外にし、再接続時に 偽基地局が発信するGSM(2G)通信をつかませる手口とみられる。日本では利用されていないGSMだが、セキュリティが脆弱で 暗号化を簡単に破れるため、攻撃者による“中間者攻撃”に使われやすい。 なお、国内ではこれまであまり存在が知られてこなかったIMSIキャッチャーだが、海外では広く使われている手口という。 https://news.yahoo.co.jp/articles/6c286dbd03a1e590f9ccc3d9a0b7af4c490a9c77