立憲を支援する連合傘下の各産業別労働組合(産別)は「蓮舫効果」に懐疑的だ。蓮舫氏擁立論の行方は――。 「来ていただかなくて結構です」 https://mainichi.jp/articles/20250326/k00/00m/010/218000c 言行不一致も党がジリ貧なら許されるのか。昨夏の東京都知事選の後、国政からの引退を宣言した蓮舫氏が次期参院選に古巣の立憲民主党から出馬するという。 党が支持労組『連合』に蓮舫氏の擁立方針を伝えたのは2月ごろ。慎重に根回しを進めていたとか」 そんな最中のスクープだったが、蓮舫氏は都知事選で3位に沈んだ後、SNSでこう発言していた。 「国政から卒業して、都知事に手を挙げ、すごい景色を見た。120万を超える人が『蓮舫』って書いてくれたことに対して、 これでまた国政に戻るっていうのはちょっと私の中では違う。そしたら、渡り鳥みたいじゃない」 政治部デスクが続ける。 「地盤だった東京選挙区で再起を期すならともかく、比例代表での出馬とは。立民は野党第1党ながら、衆参予算審議では日本維新の会や国民民主党と比べて埋没気味。 起死回生に向けた党利党略のにおいがします」 昨年の衆院選で、立民は自民党派閥の裏金問題に対する厳しい世論を追い風に議席を大きく増やした。が、比例代表の得票数は約1156万票と、 前々回の約1149万票から7万票の微増にとどまった。最大の理由は、折からの“国民民主党ブーム”とみられている。 「直近の複数の世論調査では、政党支持率が国民民主を下回ることも。立民幹部の危機感は相当です」 これまで立民は、多くの議員が他党を批判するたび、その言説が自身に跳ね返り、世間から繰り返し“ブーメラン”と失笑を買ってきた。 もはや連合幹部もあきれ顔。 「執行部が蓮舫をUターンならぬ“ブーメラン擁立”するのは、知名度の高い彼女に比例票の底上げを期待しているから。有権者は政党名と候補者の個人名の どちらでも投票が可能で、蓮舫の支持者が名前を書いてくれたら立民の票になる」