> > SNSで陰謀論やデマが拡散される危険性、そしてそれらが選挙に与える影響についても考察され始めている。原発事故やコロナ禍における“得体の知れないもの”に対する不安と恐怖、 > > 自分が信じたい情報で“真実”を補完しようとする確証バイアス、そして情報と感情が瞬時に共有されてしまうSNSの構造的欠陥――黎明期からネットカルチャーをウォッチしてきた > > ジャーナリストのモーリー・ロバートソン氏に陰謀論者が増える構造を解説してもらった。 > > <a href='https://news.yahoo.co.jp/articles/2d98ecad6b62a38633bcfd9c5eed42ae9ed743a4'>https://news.yahoo.co.jp/articles/2d98ecad6b62a38633bcfd9c5eed42ae9ed743a4</a> > > > > > > そもそもこれだけ情報が溢れている中で、常に「正しい答え」だけを選び取り続けるのは不可能に近い。……にしても、である。「なぜ、そんなものを熱く信じるのだ」 > > というレベルの明らかなデマまで、“マスメディアが報じない真実”として広く流布され、投票行動にも影響を与えている。 > > > > > > 自民党はSNS上での虚偽情報や誹謗中傷の拡散に対して具体的な規制策の検討を始めたが、先の斎藤兵庫県知事の件もある中で、政党側からの規制が > > どこまで具体的になるかも想像がつかない。そもそも現代の陰謀論はどのようにして生まれたのだろうか。 > > > > > > 「一つにはネットユーザー全体のリテラシーの低下がありますよね。ネット黎明期のユーザーは、相対的にリテラシーが高く、過激な言葉や荒唐無稽な情報も > > “ネタ”として消費していたけど、今はそうじゃない」とモーリー氏は語る。 > > > > > > インターネット黎明期(1985年頃からの10年間)、ネットユーザーは一部の技術者や研究者などに限られており、密度の高いコミュニケーションが繰り広げられていた。 > > その後、1990年代後半から2000年代初頭にネットが一般化するにつれ、匿名掲示板が多くの人々の意見交換の場となった。 > > > > その象徴が「2ちゃんねる(現・5ちゃんねる)」だ。 > > > > 初期の2ちゃんねるでは、経済や政治、時には社会問題に対する匿名だからこそできる自由な議論――抽象度の高い表現や高度な皮肉が飛び交う対話――が行なわれていた。 > > > > > > 「当時から罵詈雑言は飛び交っていたけど、一定の知的水準が維持される生態系があった。過去を美化するわけではないですが、当初の2ちゃんねるは > > 悪趣味ではあるけれども"知的な遊び場"だった。例えば、【マスコミが報じない事実】は昔から存在したんです。基本的にクライアントのことは悪く言えませんからね。 > > でもそれを言ったら野暮だよね、という会話を楽しんでいました」 > > 陰謀論のニーズとは、不確実な謎ではなく確実な説明なのです。隠された秘密ではなく、知らなかった原理が求められているのです。まさしく、自己啓発さながら、 > 「これさえあれば」、身近な困りごとや気になるニュースの原因がわかり、対策ができる。そういう知が欲されているのです。 > <a href='https://president.jp/articles/-/44434?page=4'>https://president.jp/articles/-/44434?page=4</a> 自己啓発 = 自己満足 陰謀論者が「陰謀論でも捉えきれなかった衝撃の事実」とか言っても ただのデマなら結局同じ(笑)