殺傷能力を備えた電磁石銃、いわゆる「コイルガン」を所持したとして、29歳の容疑者が銃刀法違反の疑いで逮捕されました。 容疑者は製造する様子を写した動画を動画配信サイトで公開していたということで、警視庁が詳しい経緯を調べています。 逮捕されたのは、栃木県那須町の職業不詳、薄井信明容疑者(29)です。 警視庁によりますと先月、磁力で弾丸を発射する電磁石銃、いわゆる「コイルガン」1丁を自宅で所持したとして、銃刀法違反の疑いが持たれています。 容疑者は製造する様子を写した動画を動画配信サイトで公開していて、捜査員が「サイバーパトロール」でその動画を見つけて押収し鑑定したところ、 実弾が発射できる構造で殺傷能力が認められたということです。 調べに対し、「高校生のときにつくった」などと供述しているということです。 コイルガンをめぐってはことし6月に法律が改正され、来年3月までに原則、所持が禁止となるため、警察では無償で引き取りを行っていて、 最寄りの警察署に持ってきてほしいと呼びかけています。 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20241119/k10014642881000.html