イスラム教徒が多数を占めるインドネシアは、犬肉や猫肉の販売が依然として認められている数少ない国の一つだが、近年、犬肉食の習慣に反対する運動が広がりを見せている。 イスラム教徒は犬肉を食べないが、他の一部の宗教の信者が好んで食べている。 https://www.jiji.com/jc/article?k=20251128048202a&g=afp#goog_rewarded ジャカルタ首都特別州は今週、犬や猫を含む狂犬病を媒介する動物の食用を目的とした取引を禁止すると発表した。 施行までに6か月の猶予期間を設けられたこの禁止措置は、長年にわたり取引に反対してきた動物愛護団体に歓迎された。 だが、禁止発表前にAFPの取材に応じたアルフィンドさんは、「このような禁止はあってはならない」 「神はそれ(犬)を食用に創造された。マイナス面だけでなく、プラス面も探すべきだ」と語った。 犬肉や猫肉はインドネシアで広く消費されているわけではないが、犬肉は一部の地域でデング熱の家庭薬とみなされている。 別の犬肉愛好家スングル・サガラさん(43)は、犬肉の取引は「突然なくすことはできない」と述べ、犬肉食は一部地域の「伝統」だと説明した。 25日にジャカルタ首都特別州のプラモノ・アヌン知事が発表した禁止措置は、コウモリ、サル、ジャコウネコなど、 狂犬病を媒介するすべての動物の食用を目的とした取引を対象としている。